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現在「そだてる」モードにつき、どれも中途半端。

ケータイ端末20年の遍歴

deepred.hatenablog.jp
この記事に、これまで使ってきた端末についても書いていたら、めちゃくちゃ長文になったので分けました。
個人的な思い出です。端末の型番などは以下を参考にしています。
ソフトバンクの端末一覧 - Wikipedia

「ケータイ」以前

1997年、親がアステルPHSを買ってきました。家族共用ながら、家族が使わない時は私が使っていいことになっていました。大学4年になる直前。就職活動するのにあったら便利でしょ、と言われましたが、いかんせん家族共用で、料金も親が払うものを自由に使うことはできず、宝の持ち腐れ。
就職活動で使う場面もほとんどなく、周りにPHS持ってる友人がおらず、携帯にかけると通話料がめちゃくちゃ高額(1分160円とかだった記憶)だったため、本当に全然使いませんでした。
ストレートタイプで白い端末だった。

実は同じ頃、私は自分でドコモのポケベルを買いました。学生のバイト代から自分で無理なく料金払えるのがポケベルだったので。
学生の間は携帯やPHSを持っている人の方が珍しく、ポケベルを持っていればそれなりにイマドキな人だったのですが、卒業して社会人になったらみんな一斉に携帯を持ち始めました。一瞬にして私は時代遅れに(苦笑)。
あと、私はポケベル世代(女子高生ブーム)より少し上なので、友人によく「ポケベルの入れ方が難しい」と言われ、ポケベルにメッセージが来ることも少なかった。

1台目 1999年~2001年頃 KENWOOD J-K01(J-PHONE

就職して1年経った1999年、ポケベルを解約してJ-PHONEの携帯を買いました。武蔵小杉のフロムに入ってたキシフォートで(何故かよく覚えている)。
ストレートタイプで画面は白黒。メールと通話のみ可能。本体のカラーは青。この端末(KENWOODの端末全部?)の特徴として、電波状況を示すアンテナの横の棒が6本描かれていたので、電波状況が良い時はバリ3じゃなくてバリ6でした(笑)。
2年くらい使ったら、液晶画面にヒビが入ってしまい機種変更。

2台目 2001年~2004年頃 KENWOOD J-K04(J-PHONEvodafone

引き続きKENWOOD。折り畳みタイプで液晶がカラーになりました。でもまだカメラはない。ネットもできなかったと思う(多分)。Jスカイ使えたらしいです。多分私が使ってなかった。
この時も本体のカラーは青(検索したら出てきた。ペールサファイアだそうだ)。
途中でJ-PHONEvodafoneになり、メールアドレスが@jp-t.ne.jpから@t.vodafone.ne.jpに変わりました。
これも2~3年使ったところで折り畳みの蝶番がバキッといって機種変更。

3台目 2004年~2009年 SHARP V301SH(vodafoneSoftbank

これの赤(ボールドレッド)。
愛用していたKENWOODが携帯電話事業から撤退してしまったのでシャープに鞍替え。当時のラインアップの中でデザインが一番気に入ったのがたまたまシャープだった、くらいの理由だった気がします。
初めてのカメラ付ケータイ。とは言え画素数は31万画素で粗かった。でもちょっとした写真なら手軽に撮れて便利でした。このブログにもこれで撮った写真たくさん載せたなあ。microSD非対応だったので、撮った写真はメール添付か赤外線通信でPCに保存してました。
携帯サイトが見れるようになり、アプリのダウンロードもできたので、テトリスハットリステトリスの帽子版)入れてやってました。
5年くらい使っている間にVodafoneソフトバンクに買収され、でもメールアドレスはvodafoneのままという。
ブログ内検索してみたら2007年に機種変更を考えていたらしいですが、その時は結局しませんでした。物理的には壊れなかったものの、たまに動作がおかしくなったので機種変更したはず。

4台目 2009年~2011年 SHARP THE PREMIUM 821SH(Softbank

2009年の初め頃に機種変更しました。色は赤。
もうこの頃にはスマホを使ってる人も多く、iPhoneも候補でしたが、当時はiPhonevodafoneメールアドレスが使えなかったので諦めました。メールよく使ってたからアドレス変えるの面倒だったんだよ……。
見た目がすごく好みでした。ヘアライン加工のステンレスでツヤツヤピカピカ。かっこよかった。しかし1年くらいで角の塗装が剥げました。ステンレスで塗装が剥げると目立って(地の色が見える)悲しかった。
ワンセグ搭載。一人暮らしの頃なので入浴しながら見たり、電車の中で見たり。字幕が出るから音を出さずに見れるのは便利でした。
これはmicroSDに対応してたのですが、Bluetooth搭載だったのでmicroSDは使わず、Bluetoothで写真データをPCに保存してました。

5台目 2011年~2016年 Apple iPhone4SSoftbank

結婚で引越すことになり、引越し後しばらくネットを使えないことが判明。しかし結婚式の準備やらでネットが使えないと困る、じゃあスマホにしよう、ということで機種変更。スマホならiPhoneと決めてました。
32GBか16GBどっちか(忘れた)。色はホワイト。ヨドバシアキバで機種変更して、端末代一括払いにしてヨドバシのポイント貯めた覚えが。
2009年の時はvodafoneのメールアドレスが使えないので諦めたのですが、調べてみたらいつの間にやら使えるようになっていました。といっても「メール」ではなく「メッセージ」でなら、でしたが。なので、メールには「メッセージ」を使用。ソフトバンクiPhoneだと、@i.softbank.jpのアドレスがもらえるのですが、これは全然使わなかった。
全然壊れないので5年も使ったのですが、ある日、油断して床に置いておいたら、娘(当時8か月)が手に取りベロベロと……。
慌てて取り上げたものの、ヨダレで水没。しばらく乾燥させたら復活したけれど(おかげでバックアップは取れた)、電池の減りがめちゃくちゃ早かったり、いきなりブラックアウトしたりで使い物にならず。
当時も格安SIMへのMNPをなんとなく考えたりしていたのですが、そんな余裕はなく急いで機種変更。

6台目 2016年~ Apple iPhone7(Softbank楽天モバイル

近所のソフトバンクショップへ行き、端末価格が安いandroidも検討しましたが、結局iPhone。32GBのローズゴールド。
機種変更して4ヶ月後、軽く叩きつけたらブラックアウトして修理行き……。購入1年以内で修理代は無料でしたが、4ヶ月分の写真と動画が消えました(泣)。バックアップ取ってなかった自分が悪い。軽かろうがスマホを叩きつけてはいけません。
Apple payでSuica使ったり、PayPay始めたり、LINE Pay始めたり。それなりに使いこなしている、のかな?
そして2019年にSIM交換して楽天モバイルに乗り換えました。

そんな感じの20年の歴史でした。
壊れるまで同じ端末を使うことが多く、新しい機能に飛びつくこともなかったので、そんなに携帯電話の進化を気にしたことはなかったのですが、こうして見るとちゃんと時代の流れに乗ってきたんだなあ私……。

楽天モバイルにMNPして1年使用した感想

昨年2月に、ソフトバンクから楽天モバイルMNPで乗り換えました。
約1年使っての感想は、地下鉄ではつながりにくいけど安い! です。

初めてのMNP

実は、初めて「携帯」を買ってから20年間、キャリアを変えたことがありませんでした。
だって変える理由がなかったから。
キャリアを変える理由って、電波が悪い、費用がかかる、魅力的な端末がない、の3つが主だと思うのですが、

  • 首都圏住まいだったのでソフトバンク(旧J-PHONEvodafone)は普通につながった。
  • 基本料金最低で通話料の高いプランを長く使っていた。滅多に電話をしなかった(連絡手段はメール中心だった)からほぼ基本料金で済んでいた。ホワイトプランが出た時にホワイトプランに変え、当時は親もソフトバンクだったので実家にかけるのがタダになった。
  • そんなに端末にこだわりがなく、壊れるまで使うタイプ。一時期auに変えようか迷った時もあったけど(INFOBAR出た頃)、結局そのままだった。

という環境では、変える必要がなかったのです。
ガラケー時代の携帯代は月2000円台~3000円台。2011年末にガラケーからスマホiPhone4S)に変えたら5000円くらいになったけど、まあ許容範囲。

ところが、2016年末にiPhone4Sが壊れ、iPhone7に機種交換したらどどーん!と携帯代が跳ね上がった。毎月8000円(機種代込み)! ちょっと電話を多くかけたら10000円!
iPhone4Sは3G回線だけど、iPhone7は4G回線だから料金体系が違ったのですね。自分で調べて一番安くなるプランにしたけど、それでも高かった。
私、2年縛り終わったら格安SIMにするんだ……!と死亡フラグみたいなことを思いました。

各社比較→決定

2019年に入り、そろそろ2年縛りが終わるので格安SIM各社各プランを比較。
その時点での私の携帯利用状況は、

  • 通話は少ない。夫や親などよく電話する相手とはLINE通話を利用しており「電話」はあまり使わない。でもデータSIMでは不安なので通話SIM必要。電話番号を変えたくないのでMNP希望。
  • メールもあまり使わなくなってきた。メッセージはLINE中心。なので「携帯メールアドレス」は不要。メール必要な時はgmail使えばいい。
  • 毎月使用するパケットは4GBくらい。外で動画は見ない(見たい時は家でWIFI)。ニュースとかブログとかテキスト中心のウェブページをよくスマホで閲覧する。あとコロプラやってる(白猫とかじゃなくて「コロニーな生活+」)。
  • 端末を変える気はない。まだまだ使える。

というところ。

それで調べると、データ容量が月3GBというプランが多いんですよね。ちょっと足りない……。かと言って1つ上位にすると高くなる(現状よりは安いけど)。
LINEモバイルのコミュニケーションフリープランが良いかなと思ったのですが、LINEは使うけどtwitterfacebookも使ってない。てことはLINE以外(ウェブ閲覧とゲーム)で結構使ってる可能性あるから、やっぱり3GBでは足りない気がする。

と悩んでいる時、見つけたのが楽天モバイルのスーパーホーダイ プランS。
データ容量は月2GBですが、低速(1Mbps)なら使い放題。高速と低速の切り替えはアプリで簡単にできるとのこと。テキスト中心のウェブ閲覧なら1Mbpsでも全然余裕なのでは?
利用の多い12時~13時(昼休み)と18時~19時(通勤時)は高速でも最大300kbpsに制限されるそうですが、幸い私は昼休みも通勤時間もずれているので、その時間帯は基本携帯使わない。
通話も楽天でんわを使えば1通話につき10分無料。会社や保育園に連絡とかお店の予約とか、10分あれば充分です。

この内容で、楽天会員なら3年契約で月額1480円(2年間)。これまでの5分の1! 3年目からは2980円になるけど、その頃はこちらの使用環境も携帯業界も変わってる可能性があるから、その頃にまた見直せばいい。
※スーパーホーダイ、2019年10月に変更があり、年縛りがなくなった代わりに1480円は1年間のみとなりました。変更前に契約した人は契約時の規定のままのはず。

というわけで乗り換え先は楽天モバイルに決定。
ネットから申し込んで自分で手続しました。手続や設定がさほど面倒でない人なら大丈夫なレベルでした(夫も3ヶ月くらいあとにドコモから楽天モバイルに乗り換えましたが、手続が大の苦手なのでショップに行ってサポートしてもらってました)。

感想

予想通り、私の使用状況では全くストレスありませんでした。ウェブの表示にちょっと時間がかかることもありますが、まあ許容範囲内。急ぐ時は楽天モバイルアプリを起動させて、高速通信に切り替えれば割とさくっとつながります。
※私が使っているのはdocomo回線。現在、無料サポータープログラムで試験中の楽天回線では通信障害も出ているらしいです。

初めのうち、楽天でんわを使うの忘れて電話かけたり、かかってきた電話にそのまま折り返したりしたら、多少通話料がかかってしまったことはありました(折り返しは自動で楽天でんわにならない)。
でもそのうち慣れて、電話の時は楽天でんわアプリをタップするようになったので、現在は通話料ゼロ。

あと、先々月に請求金額が1000円ちょっとになって「え??」ってなりました。なんでこんな安くなってるの? と思ったら楽天ダイヤモンド会員の特典でした。ダイヤモンド会員は月額980円! 自分がダイヤモンド会員になるとは思っていなかったので忘れてました。楽天市場でちょっと大きな買い物をして、しかもショップ特典でポイント10倍だったので、ダイヤモンド会員になれてたんですね。
ただ、ダイヤモンド会員特典は加入から1年以内に限られるので、3月以降はこの特典の恩恵には預かれません。多分その前にダイヤモンド会員からランクダウンすると思うけど。

デメリットとしては、地下鉄(東京メトロ)ではつながりにくい。
駅に停車中は良いのですが、走行中は通信スピードが遅すぎるエリア多数。高速通信に切り替えてもダメです。通勤で地下鉄使う身にはちょっと厳しいですが、まあ別に車内で仕事してる訳でもないし、スマホ使い過ぎの解消にもなるかな……。メトロのフリーwifiって使えるのかな?(調べてみたけどよく分からない)

あとは、お知らせの類がほとんど来ない。
ソフトバンクの時は、「〇月の請求金額が確定しました」的なSMSが来たけど、それがないので自分で見に行かないと請求金額が確定したかどうかすら分からない。ダイヤモンド会員になったことも特典が適用されることも、楽天モバイル側からは何の連絡もなかった(はず)。
楽天名物いらないDMはたくさん来るけどね……(たまに紛れて必要なメールまで削除してしまうことが……)。

でもまあ、総合的には満足しています。何しろ安上がりで回線も安定してます。
来年の今頃はまた、乗換を検討しないとならないですが。でもきっと、今後はそうやって定期的に見直していくことになるんだろうなあ。

この記事に使用端末遍歴も書いてたのですが、長文すぎるので別記事にしました。
deepred.hatenablog.jp

運動する時間がない

今週のお題「運動不足」

10月に出たお題ですが、うまく書けないまま下書きに放り込んでおいたところ、今更こんなニュースを見つけました。
withnews.jp

この記事書いた記者さんが言う通りです。ボーっと生きてるわけじゃないんです。そりゃまあ、寝かし付け終わったらあれとこれとやって……って考えてたのに、なんかボーっとしてしまって結局最低限の家事とか明日の準備とかしかできなかったりする時もありますが、そういうことは女性に限らず誰だってあるでしょう。そもそも仕事と家事と育児してたら残る時間はほんの僅かです。その貴重な時間にボーっと休みたいときだってありますしね。

本当は運動したいんですよ。10年以上毎回健診で基準値越えて要注意って書かれてるLDLコレステロールは気になるし(脂身嫌いだし割とバランス考えて食事してるので食生活原因の可能性は低いと思う)、妊娠でお腹の皮膚が伸びたせいかちょっと食べすぎるとすぐお腹が出るし、四十肩なのか左肩の可動域が狭くて無理に動かすと痛いし、運動代わりみたいなものだったライブも行く頻度が相当減ってるし、学生の時にやってた弓道もまたやりたいし。
でもどう頑張ってもそんな時間がない。

平日は保育園に送って仕事行って迎えに行って帰ってお風呂食事寝かしつけ家事。
保育園というのは「仕事してる時間+通勤時間=預かり時間」が基本なので、早めに預けて朝活で運動しようとか、帰りに30分だけジムに寄ろうとかはできません。
夫の休みが不定休なので、土日は夫が仕事なら私はワンオペ、夫が休みなら家族でお出かけか、家事をまとめて片付けるか。
平日夫が休みの時は保育園送り迎えは任せられるけど、送迎の時間なんて合計で1時間~1時間半。家事や野暮用やちょっと休憩で潰れます。
子どもの頃から運動習慣があったり運動大好きだったりする人はその隙間時間で運動するんでしょうけど、元からインドアなのでそういう発想になりにくい。

ほとんど家事しない(育児はする)夫に頑張ってもらえばもう少し時間はできそうです。しかし、なんかちょっと文句を言うとすぐにへそを曲げて無言のケンカを始める夫……。よく「夫は褒めて育てる」とか言うけど、そこまで気を遣えません。あと、うまく頼んだところで、こっちがやってもらいたいタイミングではやってくれなかったりするし(風呂場に浴室乾燥で洗濯物干したいから今すぐ風呂掃除して欲しいのに、テレビ見終わってからやるとか)。

というわけで結局時間はなく、運動はできない。
寝る前に毎日筋トレ10分くらいならどうにかできるかも。でもそれ、モチベーションを保ち続けるの結構難しい……。
まああと10年もしないうちに「お母さん一人でちょっと出かけてくるねー」ができるはずですが、その頃私は50代。ちょっと遅すぎねーか(晩婚高齢出産の罠)。

あー、ボーっと生きたい。
ボーっと生きて、「暇だから運動でもすっか!」とか言いたい!

息子のランドセルを買いました

2020年小学校入学予定の息子がいるのでラン活wwしてみました。
もともと私は「なんで高価で重いランドセルが必要なの?丈夫なリュックで十分じゃない?」という考えなのですが、ランドセル背負った小学生しか見ないような地域で1人だけリュックで悪目立ちする必要はないかなと(しかも目立つのは私ではなく子どもだし)。
せっかく買うなら納得して買いたいので、いろいろ調べて見に行って買った、という記録です。

最近のランドセル事情

なんか最近はランドセル選びがすごいらしい、ということを知ったのは10年くらい前。
当時小学校入学を控えた子を持つ友人が、mixiの日記でランドセル選びについて書いていたからです。
色とりどりのランドセルを見かけるようになっていたものの、ランドセルはデパートとかイオンとかで既製品を買うものと思っていた私は目からうろこがボロボロ。
ランドセルの工房! 職人手づくり! 各地で展示&受注会! 受注後生産!
一点物のバッグ扱いなのか……。
時を同じくして、たまたま出かけた銀座で何やら行列を見かけ、何だろうと思ったらランドセル展示&受注会だったということがあり、こだわる人はこだわって買うもの、という認識になりました。

事前研究

息子が年中になった去年の春頃。周囲に年長の子どもを持つ人が多く、ちょこちょこランドセルの話題が耳に入ってきました。
週末毎週ランドセル見に行ったとか。ゴールデンウィークにはもう注文したとか。ニュースでも毎年のようにランドセル商戦の激化、早期化を目にしてましたが、まさにそのまんま。
かと思えば「年が明けてから買う」なんて人もいたり。
私も来年は当事者だな、と気になっていろいろ調べました(検索大好き)。
そこで仕入れた知識はざっくり以下のようなもの。

  • 職人手づくりの「工房系」、見た目は良いが高価、少量生産で早く注文しないと売り切れる。
  • 機能的には工房系より、CMでおなじみ天使のはねとかフィットちゃんが良かったりする(どちらもランドセルのブランドではなく背カンの機能の名前。工房系でも取り入れているところはある)。
  • イオンオリジナルやニトリオリジナルの安いものでも意外と頑丈。
  • 多少本体が重くても、背負った時にフィットすれば軽く感じる。何がフィットするかは個人差がある。

上記からの結論は、子どもにフィットするものがいいんだな、選択肢が減るのは嫌だから早めに情報収集しよう、でした。
そして、我が家から比較的近くに2軒「工房系」の店舗があることが分かったので、とりあえず来年そこに行ってみようと決意。

息子の好きな色

近所のニトリで買い物した時「子ども新生活」なるカタログを発見。学習机など家具のほかにランドセルも載ってたので、参考までにもらってきました。
家で息子にランドセルのページを見せ、「この中でどの色がいい?」と聞いてみたところ。
指さしたのは、濃い目のピンクのランドセル。
理由は「いちごみたいでかわいい」から。
うーーーーん、えーーとーーーーー。
もともとおとなしめで女子っぽいところも多い息子。おままごとや人形遊びもやりたいようにやらせ、ピンクの服がいいと言われれば買い、「男なんだから」的なことは言わずに育ててきました。成長に連れ男っぽい部分も増えてきたけれど、他の男子と比べるとおとなしい。
しかしさすがにピンクのランドセルは……。そこから起こる苦難が目に見える……。
とはいえまだ実際に買うまで1年近くあるし、それまでに気が変わることもあるだろう。

カタログとサイトで絞り込む

今年4月、息子年長になりました。ら、保育園からランドセルのカタログをもらってきました。
保育園や幼稚園にメーカーが送ってくるようです。ランドセルメーカーもしっかり営業してるんだな。息子の保育園には2メーカーしかカタログ来なかったけど、もっとたくさん送られてくる保育園・幼稚園とかあるんだろうなあ。

そのもらったカタログのうちの1つが、私が行ってみようと思っていた中村鞄のものでした。見てみると、デザインがシンプルで、値段もそれほど高くなく、機能的にもいい感じ。これは実際に店舗に行って息子に背負わせてみたい。
もう1つはカルちゃんランドセル。パーツごとに色やデザインが選べるということですが、選ぶ部分が多いのはうちの息子には向かないな(途中で飽きる、分からなくなって怒る)。
その他のメーカーも2020年入学モデルが出揃っていたので、公式サイトを見ていろいろ比較。各社カタログ取り寄せもやっていたけれど、サイトで情報は入手できるので取り寄せませんでした。実物を見に行かずに購入する場合は、革の見本が付いているカタログがあった方が良いかもしれませんが、我が家の場合はだいたい見に行けるので不要かなと。
結果、私としては中村鞄が第一候補。機能面でセイバンの直営店にも行ってみたい。値段が違うとどうなのかも見たいからイオンとニトリ(どっちも近所にある)も見てみよう。あとは、冷やかしで(え)土屋鞄。

それと、一応、息子の祖父母(私の母、夫の両親)にも確認しました。「ランドセル買ってあげたかったのに」とあとから言われたら困るので。幸いどちらもそういう希望はなかったので、我が家だけで選んで買うことにしました。

息子の好きな色(再び)

息子に再度、色を聞いてみました。そしたら意外にも「くろ」との返事。
「黒でいいの? 前にピンクがいいって言ってなかった?」
「ピンクはおんないろって○○くんがいってたよ」
……息子、クラスのお友達から「世間」を知ったらしい。しかし黒い服があまり好きじゃない息子。本当に黒でいいのか?
「黒好きなの?」
「すきじゃない」
「好きな色でいいんだよ?」
「じゃあみずいろ」
ピンクじゃなくなって正直ほっとしたけど、こうやって世間に染まっていくんだな……とちょっと複雑な気分でした。
それはさておき、しかし水色も女の子向けなんだよね、とカタログをめくっていたら、中村鞄に黒いランドセルで背あてと中が水色のものがありました。息子に見せてみたら、
「これがいい」(即答)
というわけで色決定。実物見たら意見が変わるかもしれないけど、とりあえずベースになるものが決まったので一安心。

工房に行ってみる

4月某日。土日は混むらしいので、平日に休みを取り、息子も保育園を休んでお出かけ。日暮里舎人ライナーに乗って息子喜んでおりました。
最初は中村鞄。空いてました。といっても1組帰ったら次が来るという感じで、常に客が絶えない。
さて試着。適当に背負っただけだけど、しっかり背中にフィット。おお、これがNASAスペースシャトルの座席に使ったというクッションの力か。第一候補の黒/水色の実物、色味がきれい。紺/水色もあり、黒と見間違うくらい濃い紺色でこれもきれい。
牛革と人工皮革、見た目ほとんど変わらない。牛革の方が重いけど、持ち比べてみて確かにちょっと重いな、と思う程度。どう違うのか店員さんに聞いてみたけど、なんて答えだったか忘れました(多分ネットやカタログで分かる程度の一般論だった気が)。私も背負わせてもらいました。私の身長155cmなので、小6が背負った感じが分かるかな、と。本体1kg超えるって嘘でしょ!?と思うくらい軽かったです。
せっかくなので、息子が気になった色はどんどん背負ってもらいました。女の子用の水色とかピンクも(笑)。

再度日暮里舎人ライナーに乗り、今度は土屋鞄へ。平日なのに混んでました。土日は本当に行列なんだろうな。
こちらは最初から冷やかしのつもりだったので、いろんな色があるなー、と見て回る程度。オレンジがきれいだった。息子が気に入ってた黒/水色がこちらにもあったので背負ってみたけど、背中へのフィット感が落ちました。あと、店内の照明が暗めなので、外光で見たら色違うのでは?という疑惑が残りました。

イオンとニトリに行ってみる

休日、家族で近所のイオンとニトリへ。
うん、「工房系」見たあとだと見劣りするね……。
人工皮革がビニールっぽい。マシだと思ったものは中村鞄と同じくらいの値段。あと、デザインがシンプルじゃなくて私の好みに合わない。特に男の子向けのやつは、ドラゴン!剣!エンブレム!みたいな感じで、息子の好みにも合わなかった。
イオンには天使のはねやフィットちゃんを採用したものもあり、背負わせてみましたが中村鞄の方が息子の背中にはフィットしてた気がする。
良い点は、容量が大きいこと。最近はサブバッグとか持たずに何でもランドセルに入れる子が多いそうで。確かにその方が両手が空いて安全だし、置き忘れも少なそう。でも見た目がデカすぎるんだよな……。
あと、耐久性の面では、傷がつきにくい加工は本当に傷がつかず(サンプルを爪でひっかいた)、頑丈さを売りにしているものは軽く押してみても全然へこまず。
ちなみに息子は途中でランドセルに飽きて、学習机のデスクマットばっかり見てました。まだ3歳の娘の方がランドセルいろいろ背負って楽しんでました(笑)。

検討、そして早々に決定

帰宅後、夫と相談。夫は耐久性と価格の点からイオンやニトリでも良いのでは、との意見。でも最終的な決断は私に任せるとのこと(最初からランドセルにはあまり興味なく、奇抜な色でなく6年間使えれば何でもいいと言っていた)。

というわけで考える。
セイバン直営店も行きたかったけど、天使のはねが息子にフィットするかどうかはイオンで一応確かめたし、あまり候補を増やすと迷うだけなので、もう見に行くのは終了。同じ理由で、他のメーカーをこれから検討するのもなし。
選択肢は中村鞄とニトリとイオン。
見た目とフィット感では迷いなく中村鞄です。が、6年間しか使わないものにそんなにお金を出すかどうか(そんなこと言ったら中高の制服なんかもっと無駄感あるけど)。
最終的に息子に聞いてみる。
「最初の黒と水色のやつがいい」
はい、決定。

牛革か人工皮革かは最後まで迷いましたが、せっかくそういう店で買うんならという理由で牛革にしました(結局お金かけてる!)。
発注は店で注文してもネットで注文しても同じなのでネットで。ゴールデンウィーク前には注文完了。早!

届きました

10月、注文したランドセルが届きました。色も形もやっぱり好み。息子も背負ってにこにこ。良かった良かった。
しかしちょっとここで気になったのが、肩ベルトが首に当たること。4月にお店で背負った時は、肌寒かったからウインドブレーカー着てたので、あまり気にならなかったんですね。この日は10月でも暖かかったし室内なので半袖Tシャツ1枚。息子も気にしてる。
多分使っているうちに馴染んで柔らかくなると思うけど、最初は痛がるかも。でも検索してみたら「ランドセルベルトカバー」なるものが結構売られてる。どうにも痛いようならこれかな。

とまあラン活に踊らされてみましたが、私の性格上、踊らされて良かったな、という感じです。
のんびり年長の秋頃から探し始めて、もうあっちもこっちも売り切れ、選択肢が少ない、という状況だと後悔しただろうし。踊らされ過ぎてたら心身ともに疲れ果てたと思うけど、私と息子の好みが一致してさっさと終わったのは幸いでした。
さて、3年後の娘の時はどうなるかな……。私はもう中村鞄でいいと思ってるけど、娘の好みがどうなっているか。楽しみです(笑)。

■思い出し育児日記■ 保活の話

来年4月保育園入園の申込時期ですね。我が家にも現在認可保育園に通う子どもが2人いますが、住んでいるのがたまたま保育園に入りやすい自治体で、2人ともすんなり認可園に入れました。そんな我が家の運が良すぎて全く役に立たない保活体験談です。

第1子(2014年4月、0歳5か月で入園)

妊娠発覚後すぐ:
住んでいる自治体の保育園の状況についてネットで調査。すると、周辺に比べて待機児童がかなり少ないことが判明(むしろ高齢化率が高い)。しかも自治体内には認証や認可外がほとんどない=ほとんどの人が認可に入れるということか? 激戦とまでは行かないようで、とりあえず一安心。

安定期頃:
役所の保育課へ行き、サイトを見てもよくわからなかったことなどを聞く。仕事をあまり長く休みたくなかったし、0歳の4月でないと保育園に入れないという話をさんざん目にしたので、当初から4月入園を考えていたが、丸々1年育休を取って年度途中からでも認可園に入れるのか念のため聞いてみたところ、年度途中でも空きがないわけではないが、家や駅から遠い保育園になる可能性が高いと言われる。この言葉で4月入園を目指すことを決定。

2013年10月:
産休に入る。4月入園は1月上旬が願書締切だったので(当時)、出産予定日(11月中旬)から考えて、産後に保育園を見学する時間はない。というわけで出産前に見学。家から比較的近い7園を見学する予定だったが、3園見学に行ったところで緊急入院→出産(予定日より3週間早まった)。仕事を休むのが面倒とか言わず、産休前から見学を始めるべきだった…。

2013年11月:
あともう少し見学しておきたかったので、夫が2園を見学。
夫婦で合計5園を見学したので、最終的な希望順位を決める。

2013年12月:
締切間際は混雑すると聞き、早々に役所に願書提出。第7希望まで書いて出したら希望はいくつでも書けますと言われたけれど、そもそも0歳5か月で入園だと産休明け保育をしているところしか入れないし(産休明けの次は6か月以上)、遠い保育園に決まると通うのが大変なのでそのまま提出。自治体によってはこのときに詳しい話を聞かれたりするらしいけれど、ここは書類や記入の不備がないかの確認のみだった。

2014年1月:
応募状況がサイトで公表されていたので見てみたら、第1希望(最寄り駅からすぐ)は、0歳児定員11名に70人が応募していた。これは無理だ。でも第2希望以降はそれほどでもなかったので、まあどこかには入れるだろう、と思う。

2014年2月:
第2希望の保育園に入園内定。保育園で面接し、病院で健康診断を受け、無事入園決定。

第2子(2017年4月、0歳11か月で入園)

保活ほとんどせず。
上の子の保育園が理念がしっかりしていて、保育の内容も先生たちの人柄もとても良かったので、下の子も当然そこを第1希望に。
(強いてデメリットを挙げれば、家→最寄り駅は徒歩5分で行けるのに、家→保育園に大人の足で徒歩15分、保育園→最寄り駅に徒歩10分かかることと、父母会の役員や係がちょっと面倒なことくらい。)
兄弟加算があるので有利とはいえ、この年は在園児の兄弟で入園希望者が多かったので、滑り止めの第2希望以降をどこにするか真剣に考えた。
第1子からの3年の間にかなり保育園が増えていて、しかも4月生まれは6か月以上・8か月以上の園も希望できるので、候補が多すぎて結構迷った。
2人別園になっても送迎の負担が重くないことを重要視し、家の近くに2歳児までの保育園ができていたので、そこを第2希望に。第3・第4希望は上の子の保育園から近い2園。
あとは、上の子の時に見学して良かったところを順番に。結局、改めて他園の見学には行かなかった。
入園内定が出る直前に、4月からの夫の単身赴任が決まり、ワンオペで別園なんて無理!と思っていたので、同じ園に決まった時はほっとした。

まとめ?

という感じのゆるーい保活でした。
でも、私の場合、独身の頃から保育・教育関連のニュースによく目が留まる方だったし、結婚後は妊娠前から、保育園ってどうやって申し込むの、認可と認可外って何、幼稚園の預かり保育って何、と調べまくってたので(事前に知っていないと不安になる性質)、基礎知識があったのは有利だったかもしれません。出産前に見学行けたし。時々、出産してから保育園について調べてびっくり、みたいな言説を見るとこっちがびっくりします……。

あと今思うと、第1子の時、0歳の4月にそこまでこだわらなくても良かったかもしれません。育休1年取ってとりあえず入れる保育園に行って後に転園とか、保育園落ちて育休延長とか、方法はいろいろあったはず。ただ、当時は「私がいないと仕事が回らない」と思い込んでたし、0歳4月が一番入りやすいならそこで入らないと、という強迫観念もありました。
まあ、先が見通せないと不安になる性質なので、もし育休1年取って保育園落ちてたら、1歳の4月にちゃんと入れるのかめちゃくちゃ不安になっただろうし、遠方の保育園とか2歳までの保育園に決まってたら、転園できるまで気が休まらなかったと思うので、結果として0歳4月入園で良かったと思います。(そういう意味では、来年上の子が小学生になるのですが、小学校生活が具体的に思い描けず今ちょっと不安)

本当に役に立たないただの体験談ですみません。
皆様が無事保育園に入れることを願っています。
(そんなこと願わなくてもみんな入れる世の中に早くなってほしいものです)