よむきくたべるあるくみる

現在「そだてる」モードにつき、どれも中途半端。

去年の今頃を思い出しながら

吾輩は主婦である〈上〉

吾輩は主婦である〈上〉

吾輩は主婦である〈下〉

吾輩は主婦である〈下〉

発売後すぐに買っていたにもかかわらず、放置してあったのをようやく読みました。
もうクドカン天才! 天才嫁!(クドカンは嫁じゃねえって)
シナリオ本はあまり読んだことがないのですが、私が今まで読んだものに比べて、クドカンのシナリオはト書きがとても少ない。セリフばっかり。なのにありありと情景が浮かんでくる。既に全編映像で見ているせいもあるけれど、忘れているような細かいシーンも思い浮かぶのはすごいと思った。それと、これだけト書きが少ないと、演出家や俳優の力が試されるだろうなあ。改めて斉藤さんは素晴らしい女優だと思いました。
それにしても書生(笑)の出番が思っていた以上に少なくて驚きました。初登場が3分の2終わってからだったとは。もっと長く出ていたような気がしてた。