よむきくたべるあるくみる

現在「そだてる」モードにつき、どれも中途半端。

相川七瀬 "AIKAWA NANASE GIG '05 「R⇔G」" in SHIBUYA-AX

バックバンドメンバー見たさで行ったライブ。すごく楽しいロックライブでした。

  • 開演時間少し前に到着。ロッカー空いてなかったら嫌だな、と思ってたのに、手前にも空きロッカーがたくさん! 荷物持ち込みが多いのも嫌だな、と思いつつ入場したけれど、床置きの荷物もほとんどなく。男性が多いから? 男性は荷物が少ないから? ちなみに男:女比は6:4から7:3くらい。予想より女性も多かった。
  • 時計を持ってなかったので正確な時間は分からないけれど、多分少し押して開演。まずバックバンドメンバーがステージへ。私のいたステージ向かって左手にはJOE、PATA。右手にはDIE、マーティ。中央後方に真矢。そして最後に出てきた相川七瀬は黒のミニスカートに黒のジャケットでいかにもロック姉ちゃん! な感じ。同じ1975年生まれなのにミニスカート。既に母親なのにミニスカート。学年は違うけど、いや却ってあっちの方が学年は上なのに。すごいな。
  • 多分1曲目「LIKE A HARD RAIN」、2曲目「トラブルメイカー」、そのあとに最初のMC。MCで「今日は何の日ー?」と聞くと客が「七瀬の日ー!」と。7/7だからなあ。確かここで「今日はシングル曲が多い」と言ったはず。その言葉どおり、半分以上は知ってる又は聴いたことがある曲だった。ちなみに私が一番好きな「ノスタルジア」はやらなかった。ちょっと残念。
  • それにしてもこのバックバンドメンバーは本当にすごい。七瀬自身もMCで「今回のバンドメンバーはすごいです。ハードロック好きもメタル好きもグラム好きも全部網羅してる」とか言ってたけど、とにかく音にすごく厚みがある。知ってる曲が多いから却って、ええっ、この曲こんなにかっこよかったっけ!? こんなにロックだったんだ! とびっくり。そんな音に負けないボーカルもすごいと思った。
  • PATA。ジャケットが変な模様でやたら目に付きました。ものすごく楽しそうで笑顔が多かった。しかもかなり客を煽ってた。全員動いてたけど、ステージも右へ左へよく動く。マイクを通して喋りもする。あのPATAが!(笑) さすがにステージ上でビールは飲まなかった。煙草は1回だけ吸ってたけど。PATAのみ七瀬ライブに今回初めての参加ということだったけれど、よく知っている面子ばかりのせいか、非常によく馴染んでました。ギターは言うまでもなく素晴らしい。ちなみに七瀬との共通点は「パタリロが好きなこと」らしい。ツアー中、七瀬が名古屋で新刊を見つけて買ってきて、PATAにも貸してあげようと思って持っていったら、PATAは既に買っていたとか。そういうわけで新入りPATAさんの挨拶は、「新入りです、よろしく。パタリロ買ってね」でした。パタリロの宣伝してどうする!(そういえば七瀬が「パタリロ読んだことある人ー?」と客にアンケートをとったら、半分くらいだった。名古屋はもっと少ないらしい。大阪は多いらしい。……パタリロってそんなにマイナー? 何故大阪では人気が?)
  • CRAZY COOL JOE。多分私は初めて見たはず。ものっすごくかっこいい人でした。立ってる姿だけでもかっこいい。PATAと並んで弾いたり、七瀬に肩組まれたりしているのも絵になってた。割と頻繁に煙草吸ってました。
  • 真矢。日本人で一番迫力があるドラムを叩く人なんじゃないかと改めて思った。本当にドラムがどすーん、とお腹に来る。七瀬を除くと真矢が最年少なので、いじめられ役になっているらしい。ふはは。
  • DIE。相変わらず可愛かった。サックスを吹きながらステージ前方へ走り出て、つんのめってこけそうになったところを七瀬にかかえられたり(この人はサックスもできるのか!)。後で七瀬に「DIEちゃん骨折しないでね」と言われてました。骨折! 前科あるもんなあ(笑)。あと「ブレイクアウト」でぴょんぴょん跳ねてるのもものすごく可愛かった。
  • マーティ。ギターを弾いてる姿はすごくかっこいい。割とオーバーアクション気味だけど、それがいかにもロックでかっこいい。ギターは青で下に白い星が1つペイントされていた。なのに喋ると面白外国人(笑)。今回のツアーでマーティは「どないやねん!」を覚えたらしい。「新宿に住んでるから標準語で行こうと思ったけど大阪弁も面白い。エセ関西人やねん」てなことを言ってたけど……「エセ」て! あなた日本人より日本語が上手。本当に。日本語の歌詞のコーラスもきっちりやってたし。そんなマーティを見ながら私は、本当に「じゃん」てよく言うなあとか、あの髪が鶴見で切ってる髪か、とか思ってました(「ヘビメタさん」ネタ)。
  • 前の人の頭でステージ中央が見えないことが多かったので、ステージ左右を交互に見てたのですが。マーティとPATAの違いがよく分かった。特にマーティは動、PATAは静なので比較しやすい。マーティはオーバーアクションで、上から大きく腕を振り下ろして弾くことが多い。対してPATAは肘より下しか動かないことが多くて、速い曲でも余裕で弾いているように見える。どっちもかっこいいけど、同じギターでもこんなに違うもんなんだなあ、と。あとマーティは三味線並みに手首を曲げて弾いているように見えるんだけど……腱鞘炎にならないんだろうか。とにかく、PATAとマーティの共演を見れただけで充分幸せ。
  • MCネタその1。今日は七夕ということで、会場の外に短冊を吊るした笹を用意。メンバーにも短冊を書いてもらったけど、野球のことばっかりだったらしい。七瀬は今年でデビュー十周年だけど、DIEちゃんが書いてくれた「七瀬、二十年を目指せ」というのが嬉しかった、という話。
  • MCネタその2。今日は織田さん(織田哲郎)が見に来ているらしい。実は七瀬愛用のマイクスタンドは織田さんがくれたもの。元は織田さんが使っていたのを短く切ってくれたので、ぼろぼろになってるけど愛着がある。今日リハーサルに来たらスタンドがきれいになっていたので、もしや十周年のプレゼントで新しいスタンドが? と思ったら、ボロボロのをスタッフが塗り直してくれただけだった。少しがっかりしたけど愛着のあるものなので使い続けたい、という話。……マイクスタンドって10年も使い続けるものなんだ!? 人にもよるだろうけど、ボーカルにとっては楽器みたいなものなのか。初めて知った。
  • 本編最後の方で銀テープの特効。照明とかステージセットもライブハウスにしてはかなり凝ってた。あと何かの曲の時に、「あの子を呼ぼう」と言ってジェニファーなる人物をステージへ。遠目なのではっきりしないけど、多分男性が女装していたような。チアリーダーの格好で踊りながら各メンバーにちょっかいを出していたけれど、それをうまい具合にかわして逃げるJOEさんの姿が面白かった。
  • ライブにはそのアーティスト(及びファン)ならではの決まり事みたいなものがあるけれど、ここにもちょっと変わったものが。本編が終わってファンがアンコールを求める手拍子をしながら言う言葉。それは……「やりまっせ」。西川の「ターボ、ターボ」もかなり特殊だと思ったけど、これはその上を行きました。一体どうして「やりまっせ」。確かに七瀬は関西人だけど……。それに飽きる(?)と「Sweet Emotion」をみんなで合唱したり。面白いな。あとは、アンコールで出てきた七瀬が、ペットボトルの水とかではなく、バラの花を客席に投げること。出てくる時バラの花束を抱えて来たので何かと思ったら、一本ずつ客席に投げ始めたのでびっくりした。ファンは驚かなかったので恒例のものなんだと思う。でもあれは貰えたら嬉しいなあ。
  • アンコールには、DIEが中日のユニホームで、JOEが阪神のユニホームで登場。勿論PATAには巨人ユニホームを期待してたのだが、普通にツアーTシャツで登場(でもPATAのTシャツ姿も初めて見たかも)。会場中からブーイングが起こったら、「持ってきてなかったんだよ」ってマイク通して言わなくても(笑)。ちなみに七瀬は赤のツアーTシャツにピンクのタータンチェックミニ。
  • 「最後の曲」と言ってやった曲のあと、更に2曲追加。「関西人は帰りません」だそうだ。その2曲は確か本編でもやっていた曲。すごく盛り上がって楽しかった。
  • お花は、T.M.Revolution西川貴教さんから小さなひまわりがたくさん。ほんとにマメだなあの人は。あと芸能人では優香と小池栄子があった。しかし私が一番驚いたのは尾崎南尾崎南ってあの尾崎南!? と思ってあとで調べたら、ええ、あの尾崎南でした。いろいろ交流もあって仲良しらしい。
  • MCで言ってた笹。出口のすぐ横にありました。メンバーのは全部は見つけられなかったけれど、言ってたとおり野球ネタばっかり。DIE「中日優勝」。JOE「阪神優勝」。PATA「長さん元気で」。私は書かないで帰りました。願い事が思いつかなかったので……。
  • 次のアルバムはこのメンバーで録音するらしいです。うっわ買わなきゃ! 楽しみだ。そのツアーもこのメンバーだったら勿論行きますよ!