よむきくたべるあるくみる

現在「そだてる」モードにつき、どれも中途半端。

軍事郵便

友人宅を訪問。生まれて2週間ほどの女の子と初対面してきました。赤ちゃんといえば輪ゴムのはまったような手足ですが、この子は細くて全然輪ゴムがはまってなかった。でもこの2週間強で随分お肉がついたらしい。ぐんぐん大きくなるんだよー!
しかし、赤ちゃんよりも、帰り際、友人が見せてくれたものの方が印象に残ってしまいました。友人のお祖父さん(第二次大戦で20代で戦死)が召集されて戦地に赴く前に書いたという遺書と、任地の中国から送られてきた葉書。出征時、息子(=友人のお父さん)はまだ生後半年くらいだったので、遺書にも葉書にも息子のことばかり書いてある。軍事郵便は検閲されるから戦地の状況なんかは書けないだろうけど(「検閲」の印が押してあった)、それにしても子供を思う気持ちは凄いものなんだなあ、と、親になった友人の姿も相まってつくづく思ったのでした。