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鈍行で行く浜松の旅 1日目

今月前半の体調不良も治まったので、旅に出てきました。体調不良以前からこの日程で予定してたので、体調良くなって助かったというのが正しいのですが。
浜松に行った目的は、中田島砂丘砂丘好きなので、鳥取砂丘にも行ったことはあるんですが、中田島砂丘はそれに負けず劣らず素晴らしいというし、あとこれのロケ地だというし↓。
GET READY
……ミーハー。つか私の砂丘好きはそもそもあれだ。某LのDUNEだ。でもそういうの抜きでも砂丘とか砂浜とか好きです。
他にも浜名湖とか楽器博物館とかうなぎとか、観光に適したものがたくさんあるので、夏休みも利用して1泊2日となったのでした。
で、ちょうど18きっぷが使える時期なので、鈍行で行ってきました。朝4時起き。でも東海道線を乗り継ぐだけなので楽です。ずっと座って行けたし。
9時半頃浜松に到着し、まず向かったのはヤマハの工場。事前にグランドピアノ工場の見学を予約しました。工場見学といえば、うなぎパイ工場にも行きたかったのですが、そっちは車がないと行き辛そうなので断念。ヤマハは浜松から遠州鉄道で3駅の駅前にあるので、車がなくても楽に行けます。見学がシステム化されてて、ネットから時間選んで予約できるし。
やー、楽しかったです。子供の頃ピアノ習ってたし、ピアノの構造は簡単には知っていたけれど、これほど詳しく見たのは初めて。アップライトとグランドピアノの違いとか初めて知りました。つか、こんなに人の手で作っていたとは。楽器とはいえ大きいものだから、もっと機械で作られてると思ってた。もし子供の頃にこんな工場見てたら、この工場で働きたいと思っただろうなあ。今からでも可能なら働きたいくらいだ。
見学者は思った通り親子連ればっかりだったけど、案内のお姉さんが手慣れてて、うるさい子もいなくてストレスなく見れました。一応子供を優先させてたけど(前の方で見せたり(背が低いから当然だが)、触るものは子供に先に触らせたり)、後ろからでも充分見えるし、触るものもしっかり触れたし、すごく満足。

明治天皇が使っていたというピアノ。これは来客会館という展示・体験スペースに展示されてた。工場内は撮影禁止。
ちなみに来客会館にはヤマハで作っているいろんな楽器が置いてあって、自由に弾けるようになっていて(上の明治天皇のピアノは別)、折角なのでいろいろ触ってみました。……ベースってこんなに重かったのか。つかこんな太くて堅い弦、指で弾いたら指が切れて当然だわ……。
一旦浜松駅に戻って昼食。浜松は餃子も有名らしいので餃子を食べたのですが、ショッピングセンターのフードコートみたいなところで食べたら本当に餃子だけだった。せめて白いごはんが欲しかった。やっぱりちゃんとお店を探して行くべきだったな。焼き立てだからおいしかったですが、まあ普通に餃子でした。
それから浜松城へ。家康が17年間いた城らしいです。戦後に再建された天守閣だけど、なかなか眺めも良く、風も気持ち良く。ちなみにこの日は晴れ時々曇りで、日射しは暑かったけれど風は涼しくて観光日和でした。

しばらく城の回りの公園をうろうろしてから、再び駅に戻ってバスに乗り、この旅の一番の目的、中田島砂丘へ。
いやもう素晴らしかった! 広さでは鳥取に負けるけれど、風紋がすごくくっきりしてる。風が強い日だったせいもあるだろうけれど、鳥取じゃこんな風紋は見れなかった。人も少ないし。いろんなPVのロケ地になって当然だこれは。

↑風紋! 風紋!

↑思わずこんなベタな写真を撮ってしまった。

周りはカップルか若い集団かってな中、大人が1人で波と戯れたりして1時間くらい遊び、砂丘を堪能しました。ああ楽しかった。
で、駅に戻り、アクトタワーの展望回廊に行きたかったのだが、間に合わなくて終了してしまっていた。うう、残念。
夕食はうなぎ。うなぎ屋は敷居が高い感じがして気軽に入り辛いので、観光案内所で入りやすい店を教えてもらいました。教えてもらった店は、外見はやっぱり気軽に入り辛かったけど、入ってみたら1人でも居心地の悪さがなくて良かった。そして当然うなぎはすごくおいしかった。中はふわふわで外がぱりぱり。18きっぷ1日分より高かったけど、それだけの価値はありました。
宿は浜松駅近くのホテル。どちらかといえばビジネスホテルっぽいけど、女性向きな作りで、きれいで居心地よかったです。朝が早かったのでさっさと就寝。