ミュージカル「ハウ・トゥー・サクシード」東京芸術劇場中ホール
観劇3回目。私が見るのはこれで最後です。小芝居が増えてて面白かった。
- ロビーのお花が鉢植えのものだけになっていてちょっと寂しい。楽日にはまた生花が届くんだろうか。
- 今日の寝言は「テナガザル……メガネザル……」
- 本日の私の席は今までで一番ステージに近く、下手側。表情がはっきりくっきり見えてかなり楽しかった。
- 開演してオケがテーマ曲を奏でているとき、上手側の袖でゴンドラが上がって行くのが見えた。ゴンドラはあそこから上げてステージ中央に移動させてたのか。
- 西川以外の人のマイクはどうなっているのか、の謎が解けた。右耳の上から2、3cmだけマイクが出てた。女性だと髪で隠れてしまうくらい短い。あれで音が拾えるのか。すごいなあ(マイクの技術も俳優の声量も)。
- 西川の小芝居も増えていたが、他の出演者の小芝居も増えていた。特に入絵さんがすごかった。
- 下手側にいると、キスシーンは顔が重なっているだけにしか見えない。良いのか悪いのか。
- カーテンコールがすごいことになっていた。西川に「ポンティ!」の掛け声がかかるし、西川が指名して他の出演者にも喋らせてるし。
- ちなみに今日は社長役の団さんを指名したら、「老人が長々と喋っても何ですから」と、パステルグリーンのスーツの男性*1を指名し、しかしこんな場で喋るのは慣れていないらしくもたもたしていたら、入絵さんが出張ってきてぐわーっと喋って赤坂さんに強制退場させられたり、という何だかすごい光景になっていた。
- 出演者の仲がいいんだなー、と思った。
というわけで、最初見た時は、3回も見るのはどうかなあ、と思ったこのミュージカルでしたが、終わってみれば結構楽しんで見られました。何が楽しいって、フィンチの可愛がられようですよ。今日も目の前で抱え上げられたり頭抱え込まれてナデナデされたり、にやにやしまくりでした。フィクションの男社会はステキ(笑)。
席の運も良かったのかも。1回目は少し上手寄り、2回目は少し後方でど真ん中、3回目はかなり前の方で下手側、と少しずつ視点が変わったので、一人に焦点あてたり、全体を眺めたり、いろんな見方ができた。
話の筋としてはどうしても引っかかる部分もあったし、no coffeeはダンス自体は面白いけどやっぱりちょっと唐突すぎるし、見てて我に返る部分も多かったけど、それと差し引きしても面白かった。
毎年は多すぎるけど、3・4年に一度くらい西川さんがミュージカルに出るといいと思った。今度はぜひダンスばりばりで!
*1:あとでパンフで確認したら上口耕平さんという人らしい。ちなみに私はこの人の顔がかなり好みだ。かわいい。