アートで候

上野の森美術館で開催中の、山口晃と会田誠の二人展。私の目的は山口晃です。会田誠はあまり好きではない。面白いのもあるけれど。
山口晃の作品は、既に展覧会で見たことがあるものもあったけど、何度見ても楽しい。細かい絵の実物を見るのが好きなので。今回はいつもとは違う芸風（？）も見られて面白かった。山愚痴屋澱エンナーレと題して、現代美術っぽいインスタレーションとか映像とかを12人分展示しているのだけど、どれも作者は山口晃。現代美術を批判しているのか、それとも単純に面白がってやっているだけなのか。馬鹿馬鹿しくて可笑しかった。
それより今回の展示の中で一番良かったのは、細密画ではなく等身大（人間の大きさで、だが）の四天王の図。めちゃくちゃ美男子でかっこいい！　惚れた！　そのためだけに図録を買ってしまった。
そういえば昨日、誰でもピカソを久しぶりに見たら、山口晃がHGと一緒に学ラン着て出ていて、しかもヒゲがなくなっていた。ほほー、この人ヒゲがないと可愛い顔立ちなんだなー。だからヒゲ生やしてたのか（推測）。