よむきくたべるあるくみる

現在「そだてる」モードにつき、どれも中途半端。

谷山浩子

Memories

Memories

図書館に行ったらたまたま見つけて、懐かしい気分になって借りてきました。中学から高校の頃、すごく好きだったのです。で、聞いてたら気付いた。私、昔からこういう歌詞が好きだったのか……。可愛い歌もあってそれはそれで良いのだけど、私が好きなのは暗い歌。ビジュアル系に通ずるものがあるような気がした。「冷たい水の中をきみと歩いていく」という歌がすごく好きです。
ところで私が持っている谷山さんのCDはボクハ・キミガ・スキだけなのですが、これと同タイトルの小説(本人作)がコバルトから出てて(これ→ボクハ・キミガ・スキ (コバルト文庫))。これねえ、BLなんですよ。キス止まりだけど。当時のコバルトにはそういうものはほとんどなかったので(炎の蜃気楼もまだ普通のサイキックアクションだった頃だし)、それだけでも相当な衝撃だった(私にとっては)。すごく切なくて大好きな話なのでいまだに持ってます。