よむきくたべるあるくみる

現在「そだてる」モードにつき、どれも中途半端。

明治大学

明治大学の図書館で開催されている倉橋由美子展を見て来ました。図書館の展示コーナーなのでさほど大掛かりなものではないのですが、自筆原稿や単行書や明治大学在学中の大学新聞に掲載された記事などいろいろ展示してあって、結構見応えありました。原稿の字が綺麗だった。しかも旧仮名旧漢字。話には聞いていたけれど本当なんだなと。でも翻訳は新仮名でした。私、結構読んでない作品が多いなあ。読もう。
ついでなので、前から気になっていた明治大学博物館も見学(こっちの方が終わる時間が早いので、実際はこっちを先に見た)。改築前の刑事博物館だった頃から行きたかったのですが、ようやく見れた。ニュルンベルグ鉄の処女とかギロチンとか晒し首の台とか写真とか石抱きの刑とか、うああ痛い痛い痛い、と思いながらもしっかり見て来ました。死刑とか拷問とか、簡単に語れるものじゃないし、その是否も一概には言えないのだけど、ああいったものを見るとそれらについて考える契機にはなると思う。
商品部門の日本の伝統工芸品とか、考古学部門の発掘品とかも面白かったのだけど、明治大学の大学史の展示も面白かった。歴史ある総合大学って面白いなあ。私の母校とは大違いだ。
しかし、今の明治大学は全然明治大学って感じがしないなあ。私の中で明治大学は、改築前の古い校舎で立て看板が立ってるイメージです。私が大学生になった頃でもまだ立て看板があったくらいだし。今やすっかりお洒落になってしまったなあ。まあ何の関係もない部外者ですけどね。