夏休みカッパと
- 作者: 西炯子
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2006/06
- メディア: コミック
- クリック: 2回
- この商品を含むブログ (34件) を見る
感想。
泣いた。
カッパ話は雑誌掲載時に立ち読んだ時も泣けたのだけど、その時は、えええリュータはただの天然ボケかと思ったらそんな! ていう驚きと難病夭折ネタのコンボで涙腺がやられた感じなんですが。コミックスで他の話も一緒に読んだら、なんていうか、私の弱点を突かれた感じで。私が欲しくてでも手に入らないもの*1、が、詰まってるような。30代になってもまだそんなことを言っている辺り相当痛い人ですけども私。こういう自ら傷を抉るような読書をするのが好きです。マゾですか。
これでSTAYシリーズは終わりなのかな。flowersでも別連載始めてるし。
しかし西さんもAmieで描いてたとは。知らんかった。改めてAmieは素晴らしかったなーと。一度も買わなかったんですけど、ってだから休刊になったんだ……。
*1:青春な感じの高校生活とか、故郷とか、情熱とか、井上(←登場人物)とか。多分きっとそれらを持っている人はそれはそれで鬱陶しく思うのかもしれないけれど、持っていない者にとっては羨ましくて仕方ない。隣の芝生は青いのです。