よむきくたべるあるくみる

現在「そだてる」モードにつき、どれも中途半端。

札幌小樽(食い倒れ)旅行記 1日目

朝6時に家を出るつもりが10分遅れ。でも無事7時頃には羽田空港に到着して搭乗手続きも済ませ、まだ余裕があったので空港内で朝食。Elizabeth Muffinでマフィン2個とコーヒー……を食べてたらあっという間に出発20分前! 慌ててコーヒーを飲み干す羽目に。でもマフィンおいしかった。
急いで搭乗口へ行ったら、まだ搭乗開始してなかった。7:55発だったのだけど、7:50頃になってから搭乗開始して、動き始めてからも滑走路の混雑で離陸まで結構時間かかったりして。結局、新千歳到着も10分くらい遅れた。
それにしても北海道近いなー。沖縄と同じくらい遠いイメージだったけど、全くの間違いだった。飛行機が空を飛んでいる時間は1時間弱。沖縄の半分以下だ。iPodを持ち込んだら、離陸時の使用不可時間が終わって着陸時の使用不可時間になるまで、たった数曲しか聞くことができなかった。あと、スカイマークは機内サービスが省略されてる分運賃が安かったのだけど、この程度の時間なら飲み物サービスなくても全然気にならない。
新千歳に着いたら小雨ぱらぱら。今日は一日天気悪いのかなあと思いながらJRで札幌へ。窓の外を眺めていると、ああなんか北海道だなあ、と思う。広々してる。今回の旅では、北海道の広大な大地な場所には行けなかったけれど、この電車からの風景だけでも広大さは感じられた。
札幌駅のロッカーに荷物を入れて、まずは旧北海道庁へ。北海道には、ここを初めとして古い建物がたくさん。明治期の建物が大好きなので、すごい楽しかった。道庁は中が資料館になっていて、開拓の歴史などざっと知るのに便利。

(↑旧北海道庁。入口。)
道庁に着いた辺りから雲が切れてきて、道庁を出る頃にはすっかり晴れて真っ青な空。その下を、スープカレースープカレー、と思いながら歩く。時間もちょうど12時過ぎ。ガイドブックによれば、大通公園を越えた辺りにスープカレー屋があるということだったのでそこを目指したのだけど……その辺りをうろうろしても見つからない。下手に歩き回ると時間を取られるだけなので、諦めて他の店へ行くことに。
ひとまず大通公園へ戻って、花やら辺りの風景やら見ながら歩く。暑いしお腹空いたしそろそろ休憩したいなー、と思っていたところに、とうきび売りの屋台を発見。焼きとうきび(とうもろこし)を一本買ってベンチでむしゃむしゃ。うまかったー。とうきび屋台には、とうきび半分とジャガイモ一個のセットもあって、後から思うとそっちにすれば良かったかも。だって結局北海道でジャガイモ食べられなかったから。ああじゃがいもー……。
で、そこで再びガイドブックを見ると、ここから少し歩いたところにスープカレー屋があることが判明。とうもろこし食べたばっかりだけど、空腹にいきなり辛いものを食べるよりもこれくらいの方がいいかも、というわけでそこを目指す。今度も少し迷ったけれど、無事到着。
食べたのはベジタブルスープカレーとラッシー。実はランチにはドリンクがサービスで着くらしいのだが、それを言われる前にラッシーを頼んでしまった(ラッシーはサービスドリンク外)。その後で他の人が「ドリンクがサービスで付きますが……」などと言われているのを聞いて、ちょっと損をした気分に。そんなことは先に言ってくれよう。でもスープカレーが思ったより辛くて、ラッシーでないと辛さが中和できない感じだったのでまあいいや。ちなみにベジタブルスープカレーは、肉はなく野菜のみ。いろんな野菜が入ってて、ここのはイモがジャガイモじゃなくて長芋だった。勿論おいしかったのだけど、私のイメージしてたのとは少し違った。今度食べる機会があったら、じゃがいもとチキンの入ったヤツを食べよう。
それから再び大通公園へ戻り、テレビ塔に向かう。この頃からまた空が曇ってくる。平日だからかテレビ塔は空いていて、展望台へ上るエレベーターは私1人。エレベーターガールのお姉さんがテレビ塔について説明してくれていたけれど、1人だから気恥ずかしいのと、外が見えるエレベーターで微妙に怖いのとでまともに聞けませんでした(苦笑)。
展望台からの眺めは良かった。でも晴れてたらもっと良かっただろうなあ。下を歩いているときも気付いていたけれど、大倉山のジャンプ台が大通公園の延長線上に小さく見える。もっと離れたところにあるものだと思っていたので、こんな近くにあるのがすごく意外だった。

(↑テレビ塔から見た大通公園。)
テレビ塔の入場券で、下の売店でソフトクリームを100円で買えるというのでソフトクリームを買って食べる。んまい。食べているうちに雨が本降りに。仕方ないので傘差して時計台へ。でも時計台に着いたら止んだ。……今日の天気は何なんだ。
時計台は小さい小さいと聞いていたけど、そんな言うほど小さくないじゃん、というのが第一印象。確かに北海道庁なんかに比べれば随分小さいけれど、民家よりは大きいし、中に入ると結構広いし。2階に展示してあった、時計の仕組みを説明する為のスケルトン時計と振り子が綺麗だった。中にいる間に4時の鐘も聞いた。

(↑スケルトン時計。)
荷物を出す為に一旦札幌駅に戻る。そのついでに駅ビル地下にある、よつ葉牛乳のカフェで一休み。ってさっきから一休みばっかりしてるけど、よつ葉牛乳飲んで育った*1者としては逃せない。パフェおいしかったー。しかし牛乳を楽しむのなら、パフェじゃなくてシンプルなアイスクリームとかの方が良かったような。
それからホテルへ行ってチェックイン。安ツアーなのであまり期待してなかったけれど、シングルの割には広くて快適だった。ベッドがセミダブルくらい大きいし、バスタブも大きいし。しかし部屋でのんびりする暇はほとんどなく、急いで準備してライブハウスへ。そうだよこれはライブ遠征の旅なんだよ! 来ちゃうとライブより観光の方に力を入れてしまうけれど。
ライブハウスのあるすすきのまでまた歩く。地下鉄で行くには微妙な近さだったので。大通の辺りもいろんなお店やビルが建ち並んでいたけれど、すすきのは更に繁華街。怪しげなイメージもあるけれど、特に細い道に入ったりしない限りは人通りも多いし別に危険はなさそうだった。
(ライブについては別記事で。)
ライブ終了後はすすきののラーメン横町へ。ガイドブック見てラーメン横町なら夜遅くても開いているのが分かっていたので。横町は思ったよりも短くて、どこにしようかな、と考えながら歩いていたらすぐに抜けてしまった。特にこの店のこれが食べたい、というのはなかったので、横町の中で一番入りやすそうな店に入って、味噌バターコーンラーメンを注文。ビールも頼めば良かったかなとあとで思ったけれど、ビールはライブハウスで飲んだから良いや。
この味噌バターコーンラーメンが、今回の旅行で一番おいしかった。奇をてらったものよりも、オーソドックスなものの方が、結局はおいしいんだなあと改めて思った。量が結構あったのにぺろりと食べてしまった。普段ラーメンあんまり食べないし、食べるとしてもあっさりしたものを食べるのだけど、これは本当においしかった。
ホテルへはまた歩いて戻る。そしたら人生初、ホストのお兄さんに声かけられた(笑)。すすきのの交差点で信号待ちしてたら、「もう帰るんですかー? ちょっと遊んでいきませんかー?」と。勿論お断りして帰った。ホストのお兄さん(多分年下だけど)、もうちょっと人を見る目を養った方がいいよ。こんな汗臭い上にラーメン臭い人に声かけちゃいけませんて(笑)。寧ろそんな人だからこそあっさり客引きに引っかかると思ったのかな。でもそんな人を客として連れてっても楽しくないぞー。
途中、コンビニで明日の朝食を調達。北海道でしか売ってないような牛乳とかヨーグルトとかないかなあと思って探したけれど、あんまりなかった。東京では見たことのない牛乳があったので、それと普通のコンビニサンドイッチを購入。
ホテルに戻って風呂に入って、ベッドに入ったらあっという間に就寝。1時か2時くらいだった、はず。

*1:私が10代の頃実家で入ってた生協では、よつ葉の低温殺菌牛乳がデフォルトの牛乳だった。