文豪・夏目漱石−そのこころとまなざし−
文学フリマのあとは両国に移動して、江戸東京博物館で夏目漱石展を。
http://www.asahi.com/soseki/
人が多すぎて疲れた。
これほど混むとは思わなかった。そりゃあ漱石の知名度は相当高いけど(お札にもなったし)そんなにみんな漱石に興味あるのか? って言いたくなるくらい。美術展なら詳しく知らなくてもきれいねーとかあれが何億円もするのねーとか思えるけど、作家の蔵書(書き込みあり)と原稿を見ても勉強家ねー字がきれいねーくらいしか思わないよね。詳しくない人には面白くないと思うのだが……。や、ゆっくり見られなかったから愚痴ってるだけです。客が入らないと美術館も博物館もやってけないからこれでいいんですきっと。私だって言うほど詳しいわけじゃないし*1。
いやしかし漱石の字は小さくてきれいで、もう字を見ただけで神経質だというのが分かった。そりゃ胃痛持ちにも神経衰弱にもなるわ。個人的には猫の表紙の下絵が見れたのが嬉しかった。
あと、漱石の声を再現して流してたのだが、本田博太郎とは似ても似つかぬ声だった。当たり前だ。