よむきくたべるあるくみる

現在「そだてる」モードにつき、どれも中途半端。

SEED DESTINY 28話

やっぱり私この話嫌い。と思ってしまった回でした。嫌だったのは特に2点。

カガリ。どうしてあそこで泣くだけなの。そんなに止めたいのなら、力ずくで止めればいいじゃない。そもそも彼女の言い分は甘っちょろすぎるし、18歳の子供に一国の首長をやらせる国もどうかと思うけど。でもオーブの兵士が死んでいくのを見て泣いてキラに守られてるんじゃ、自分は安全な場所にいて口出ししているだけの人だよ。ユウナと一緒。
って言ったって二次元の人なんだから制作側の思惑でそういう人物造形になってるんだろうけど。カガリが女の子だからそういう設定なの? どんなにイキがっても所詮泣くしかできない女の子? なんか腹立つなあ。

オーブ軍。特攻隊で自爆攻撃で最後に自決。それを「かっこいい」と言わせてしまうような描き方をしているのがすごく気になった。子供も見るアニメなのに(あまり子供を意識しているとは思えない作品だけど)、国粋主義っぽいものをかっこよく描いていいんだろうか。大人ならそこで、ちょっと待て、と考えることもできるけれど、子供は比較するだけの知識がまだないから、かっこいいもの=正義、となりかねない。そういうことは考えないのかなあ。それとも本気でそれをかっこいいと思っているのか。

他にも突っ込みどころは沢山あって、もう本気で見るの止めようかと思った。でも見ないで批判するのも嫌だし、見るのを止めるにはもう話が進みすぎてるし、レイとネオの関係が気になるし、メンデルの謎も知りたいし、また西川が関わってくるかもしれないし(笑)、というわけで結局見てしまうのですきっと。くっそー。