よむきくたべるあるくみる

現在「そだてる」モードにつき、どれも中途半端。

メイド喫茶

話のネタに一度は行ってみたいと思っていたメイド喫茶(変換の第一候補が冥土喫茶って……)に、念願叶って(?)行ってまいりました。行ったのは割と有名なお店。混雑を予想していたのですが、10分も待たずに入店。我々のあとには5、6人並んでいたし、出る時はもっと列が延びていたので、本当にタイミングが良かったらしい。
感想。思ったよりも味気なかった。私のメイド喫茶のイメージが極端すぎたのでしょうけど。監獄風飲み屋とか病院風飲み屋とか吸血鬼の館風レストランとか忍者屋敷レストランとか、そういうのと張れるくらいのものをイメージしてたのですよ。もっと内装も凝ってて、店員もすっかりメイドになりきってて、という。なので、メイド喫茶ってウェイトレスがメイドコスして旦那様だのお嬢様だの言ってくれるだけじゃーん、というのが正直な感想でした。私の中にメイド萌えがないのがはっきりした。しかも小姑な性格なので、百合の花が萎れてるわとか、百合のおしべは取っておかないと花粉が落ちるじゃないのとか、お皿にひびが入ってるわよとか、お盆の音を立てすぎよとか、私もうお嬢様って年でもないんだけどとか、心の中で突っ込み入れまくりでした(笑)。楽しかったですけどね。腐女子話も平気でできたし(多分隣席の男性一人客には迷惑だったに違いない)。カレーも普通においしかったし(メイド喫茶だからケーキとお茶の方が良かったかも。でもお腹すいてたんだよ。それにケーキだったらもっと美味しいところが沢山……げふん)。
でももっと凝った店だったら、一般受けすると思うんだけどなあ。極端なコンセプトの店には非日常性を求める一般人が来るから、上記の飲み屋やレストランは繁盛しているわけだし。でもメイド喫茶に通うアキバ系の方々は一般受けなど願っていないだろうな。イベント性ではなく、メイドさんを眺めて萌える=一種の癒しを得る、のが目的なのだろうから。