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現在「そだてる」モードにつき、どれも中途半端。

佐野厄除け大師一人日帰り小旅行

数えで今年本厄なので、厄除け祈願に行ってきました。家の近所で済ませても良かったのですが、折角の機会(?)なので佐野厄除け大師へ。友達を誘おうかとも思いましたが、日程調整とか連絡とかが面倒なので一人で決行。
8時半すぎに家を出て、電車を乗り継ぎ乗り継ぎ3時間弱。有料特急に乗れば早いけれど、別に急ぐこともないのでのんびりと。東武佐野線佐野市駅下車。5分くらい歩いて厄除け大師に到着しました。
思ったより小さなお寺だな、というのが第一印象。大々的に宣伝しているので、すごく大きな寺だと思い込んでいた。並んだり待ったりすることはなかったけど、2月の割には人が多かったです。正月は相当混雑するんだろうなあ。
祈祷してもらってお札を貰って、というのは初めての体験だったんですが、何かいろいろ面白かったので以下詳細。多分お寺によってやり方は違うのでしょうが。
お堂に入ると、案内係のお坊さんがマイクを使って祈祷の手順を手慣れた様子で説明。お経が始まったら手を合わせてお願いごとをしてください、ということだったのですが、お願いごとをする際は、住所氏名生年月日から言わないといけないらしい。住所は都道府県市区町村からマンション名何号室まではっきりと。……仏さんは全てお見通しじゃないんだな……(笑)。あと、お願いごとは具体的にした方がいいらしい。給料が上がりますように、だったら、給料が何円上がりますように、と数字を明示するべきだそうですよ。へええ。お坊さん、お守り類の宣伝も忘れずしっかりしてました。
で、祈祷。さっきの案内の人とは別のお坊さんが護摩壇に向かってお経を唱える。その間に、言われた通りに住所氏名生年月日を心の中で言ってから願いごとをしました。願いごとっつっても「今年一年平穏に過ごせますように」ってくらいですが。全然具体的でないな。いやでもほんとに心から平穏に暮らしたいです。平穏が一番。
祈祷後は護摩壇へ行き、焚いている護摩の火(かなり勢い良く焚いていた)にお札をかざし、火にかざした手で頭や肩や腰を触って(線香の煙をかけるのと同じ?)、仏様に手を合わせ、終了。結構あっけなかった。ちなみに私は祈願料を五千円払ったので、毎月祈祷をしてくれるらしいです。一万円払うと毎日してくれるらしいけど、そこまではなー。
さて、お参りを終えたら丁度お昼時。事前に調べたら佐野はラーメンが有名てことだったのですが、実際にラーメン屋があちこちに。ちょっとうろうろしたものの、結局お寺のすぐ前にあるラーメン屋に入りました。佐野ラーメンというのは、スープとか具とかが決まっているわけではなく、ラーメン屋がたくさんあって皆それぞれおいしい、ということらしいです。チャーシューメンを食べました。肉たっぷりでおいしかった。
それから、これも寺の前にある観光物産会館(つまりおみやげ売場)で里芋と春菊を買いました。本当はもっといろいろ野菜や米を買い込みたいくらいだったんですが、持ち歩けないからな……。こういうとき車で来ると便利なんだろうな。あと、名産のかき菜という菜っ葉を使ったかき菜まんじゅうというのも買いました。まんじゅうの皮にかき菜が練り込まれてるんですが、別に青臭くはなく、色がきれいでおいしかったです。
あと、いもフライなるものも食べてみたかったんですが、遭遇失敗。駅で貰ったいもフライマップを見て何店か行ったものの、店が開いてない。いや、開いているのかもしれないけれど、お店の人がいない。声をかけてみる勇気が出なかったので、諦めました。
それから路線バスでプレミアムアウトレットへ。のつもりでしたが、ふと思い立ってアウトレットの隣のジャスコでバスを降りてみました。田舎のジャスコは凄いと聞くけど、どんなものかと思って。……いやこれは凄いや。都心近郊の下手なデパートよりよっぽど充実してる! 休日にジャスコに行くとか、デートでジャスコに行くっていうのがよく分かりました。シネコンもあるし。便利だよなー。
で、アウトレット。とにかく広い! 3時間くらいいたのに回りきれませんでした。あちこち覗いてしまったせいですが。アウトレットって洋服のイメージが強かったんですが、食器とか化粧品とかもあるんですね。ウェッジウッドとかジノリとかロイヤルコペンハーゲンとか、安くなってても買えないけれど、じっくり眺めてしまった。ボディショップは本気で買おうと思って長居してたら結局悩みすぎて何も買えなくなってみたり。結局買ったのはカーディガン1枚と下着。別に何を買うつもりもなかったのに、まんまとアウトレットの罠にはまった気がします……。
帰りはアウトレット近くのバスターミナルから高速バスで新宿へ。電車より少し高いけど少し速くて、何より乗り換えを何度もしないで済むのが楽でした。