よむきくたべるあるくみる

現在「そだてる」モードにつき、どれも中途半端。

サイドカーに犬

映画館で映画が見たいなあ。と思ったけれど特別見たいものがなく。原作好きだし、評判も悪くないみたいだし、という程度の理由でこれにしたのですが。
予想以上に良かったです。原作の淡々とした感じが結構残っていて、笑えるシーンも多くて、「感動しろ!」って感じがなくて良かった。舞台となる80年代もそれほど懐古的ではなく、ほんの少し前、程度の描き方で好感が持てた。あと、竹内結子が今までのイメージとは全然違ってた。といってもあまり竹内結子の出た映画とかドラマとか見てないので、あくまでもイメージだけど(ちなみに今までのイメージはあまり好きではなかった)。ちょっとはすっぱな感じがすごくいい。子役の子もうまくて感心した。そして最後の見所は古田新太のお腹(笑)。あのお腹に頭突きしたら気持ちよさそうだ……。
原作を読んだのがかなり前なので、ディティールをすっかり忘れてて、原作と違う部分が分からなかった。手元にない(図書館で借りて読んだ)ので気軽に読み直しもできず。文庫になってるし買おうかなあ。