よむきくたべるあるくみる

現在「そだてる」モードにつき、どれも中途半端。

半分、青い。

最後までわけわからんかった。
漫画家になった辺りまでは、あれ?と思うシーンもありながらそれなりに楽しく見てたんですが、「律は私のものだ」発言で「は?」と思い、そこからはどんどん興味をなくしました。
と言いつつ最後まで見たのは、既に長年朝はNHKを見る習慣になっていて時計代わりにしてるし、うちの子どもたちも朝ドラ見るのを楽しみにしている(主題歌が楽しみらしくあまりドラマ本編は見てない、だけど時々ちゃんと見てないとわからないようなことを口にする)、という事情によるものです。
さて、何がダメだったのかと言うと、まずは主人公の性格。朝ドラのヒロインっていい子過ぎてイラっとくるパターンが多いんですが、今回は行き当たりばったり過ぎてイライラした。その上自信満々。それでもストーリーがしっかりしてれば面白いだろうけど、ストーリーも性格と同じで行き当たりばったりって感じで。とにかくわけがわからない。
あと、ネットでも言われてたけど、細かいところでリアリティに欠けるのも気になった。最初のうちはフォローもあったけど(時代外れのマグマ大使を知ってる理由とか、勉強できるはずの律が同じ高校になった理由とか)、次第にフォローなくなったし。ドラマだからリアリティは気にしなくてもいいのですが、やはり引っかかる部分があると話に没頭できないわけで。
ただちょっと思ったのは、時代背景もあるのかな、ということ。漫画家時代までは高度成長期→バブルで、その時代は夢も見れるし楽しく面白い。時代を象徴する歌やドラマもたくさんあって、それが使われていて懐かしかったし面白かった。でもバブルが弾けて以降は「失われた◯年」が続き夢は見られず暗い事件も多く、特に21世紀になってからは時代を象徴する歌やドラマもあまりない(でも90年代のビーイング小室ファミリー辺りは使って欲しかったなあ)。それに応じたストーリー展開なのかな、と。かなり好意的に見てですが。
まあ、秋風先生はステキだったけどね! 律とまあくんにポーズ取らせてデッサンさせるとか最高でしたね。
私、北川ドラマはこれ以外にビューティフルライフしか見てないんですけど(もちろんカリスマ美容師役の某氏目当て(笑))、2作品見て2作品ともダメだったので、きっと性に合わないんだろうな。